[獅子舞はどこから伝わったか]
1穴水町の「幸寿し」さんのBlogより抜粋 現在、志ヶ浦で踊られている「獅子舞」 についてですが、もともと能登島の向田 地区から伝わったものです。 明治の半ば頃、能登島の向田地区は 能登でも特に相撲が盛んで強い力士 がたくさんおり、また、七尾湾北湾を挟 んで対岸にあたる現在の穴水では (当時ですが)志ヶ浦地区に強い力士 がたくさんおり、様々な交流があった そうです。 その交流の一環として「獅子舞」が 伝わりました。当時は、船で来て数日 間宿泊し「獅子舞」を教えたそうです。
天狗役には女子の児童もいる・・・・
2 [獅子舞はどこから伝わったか] ・・・・その際、田畑小右エ門宅に宿泊 したとまで伝えられています。そして、 以後 近隣の他集落へ伝えたとされて います。 私の3代前の先祖が泊り込みで「河内 、鹿路方面」「三井町洲衛方面」へ教え に行った話は小さい頃からよく聞きま した。 余談ですが、「鹿波周辺の地区」につ いては、向田地区のすぐ対岸なので 直接伝わったと聞いています。向田 地区の春祭りも志ヶ浦と同じく4月1 日みたいです。
村回りに向かう一行
3 [春祭りに踊ります] 志ヶ浦では本来、春祭りに「獅子舞」 をおどります。 歴史の途中で秋にも踊ったことはあ るようですが、秋は「実った稲穂を食 べられてしまう。」ということらしく、他 地区では、「秋の収穫を祝うために踊 る。」というところもあるみたいです
鉦、太鼓、笛の囃子方は青年団が担う
4 [踊りについて] 大体、小学校1年生から6年生まで「踊 り子」、それ以降は「青年団」となります が、最近は子供の人数が少なくなって きているので、踊りたい子は中学1〜 2年生まで踊ります。 各々の年齢に合わせて大体おどりが 決まっています。小さい子供から、ゼン カ・チンチクリン・ヤギュウリュウ・ホウダツ ・テッポウ・一本棒・二本棒・八尾(ヤ ツオ)などがあります。 そのほか、刀や薙刀でせりふを言い ながら対決する、仇(カタキ)・ナギナ タ などがあります。
|TOP|BACK|