輪島・曳山祭 2008/4/5

大きな曳山

輪島市に春本番を告げる曳(ひき)山祭は四日、同市鳳至町、住吉神社の宵宮祭で三日間の幕を開け、二十六年ぶりに本祭前夜の山車巡行が復活した。男衆が引く高さ約五メートルの輪島塗の山車は、能登半島地震の被害が大きかった塗師屋や酒蔵などが並ぶ上町通りを進み、震災復興を祈願した。

住吉神社

住吉神社の曳山祭は江戸前期に初見の文献があり、古い伝統を受け継ぐ。高さ約五メートルの山車は花火を合図に午後二時半ごろ神社を出発、男衆や子どもらが威勢のいい声を上げながら山車を曳いた。山車は三時間以上かけて町内を練り歩き、神社に戻った。

住吉神社境内

曳山祭は毎年、四月四日に開幕していたが、昨年は地震の影響で六月に延期された。このため、同神社周辺には、例年通りの開催を心待ちにしていた大勢の市民が陣取った。

住吉神社境内

山車は午後八時、今年の祭りに奉仕する数え四十一、四十二歳の御当(おとう)組「鳳(おおとり)みらい会」「鳳海倭(おおみやまと)会」の両会長と市民に福を振りまく「七福神」人形を乗せ、花火の合図で同神社を出発。華やかな桜飾りをまとった山車が、提灯(ちょうちん)のほのかな明かりに照らされ、周囲を幻想的な雰囲気で包んだ。

前輪はタイヤで持ち得上げられ三輪山車

巡行に先だって行われた園児の遊戯や太鼓演奏、抽選会なども盛り上がった。五日は午後二時半から山車が巡行する。重蔵神社の宵宮祭も行われ、午後八時四十五分から二年ぶりに宵山巡行を行う。

奉仕する壮年会

今年の祭りに奉仕する数え四十一、四十二歳の御当(おとう)組「鳳(おおとり)みらい会」「鳳海倭(おおみやまと)会」が山車を曳く

約二百人の子供も懸命に綱を曳く 御当(おとう)組の両会長 曳山に飾られた花飾り
百メートル位の綱を曳く子供達

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