名舟大祭 2006/7/31
(一)夜叉(やしゃ)や女幽霊、鬼、達磨
(だるま)など妖気あふれる面をかぶっ
て勇壮に打ち鳴らす「御陣乗太鼓」(
県無形文化財)で知られる石川県輪
島市の名舟大祭が三十一日夜、同市
名舟町で開幕した。
(二)名舟町内の五地区のキリ
コ五基とみこし一基が町内を
巡行た後、奥津姫神社広場に
集結。午後十時半すぎから
太鼓の競演を開始、子ども組
から特設舞台に上がった。
(三)太鼓の保存会メンバーは、かがり
火が燃え盛る中、登場。野良着に腰縄
をまき、海藻で作った髪を振り乱し、怒
声やうめき声など奇声を発しながら、
乱れ打ちを披露した。時折見えを切り、
舞台を思いきり踏み鳴らして回し打つ
光景は迫力十分。
(四)御陣乗太鼓は、天正四(一五七
六)年に越後(新潟県)の武将上杉謙
信に攻め込まれた際、武器を持たない
農民が木の皮で面を作り、太鼓を打ち
鳴らして夜襲をかけ、追い払った伝説
がある

子供キリコ

キリコ

女子達で担ぐキリコ

勢揃いしたキリコ

奥津比神社内の御輿

奥津比神社の御輿

御座船にのせた御輿

チビッコ御陣乗太鼓

御陣乗太鼓

ポーズも決まって

大勢の観衆

太鼓の奉納


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