西三区の奉燈 (一)海の男たちが能登最大級の神灯 「奉燈(ほうとう)」六基を担ぎ、漁師町 を練る「石崎奉燈祭」が六日夜、石川 県七尾市石崎町であった。五穀豊穣 (ほうじょう)と大漁を願い、明治時代か ら地元の八幡神社の納涼祭として続く 伝統の祭り。
行燈 (二)午後八時すぎ、各地区の若い衆 約百人が担ぐ高さ約十二〜十五メート ル、重さ二トンの大奉燈六基が、町中 央の広場に集結。
奉燈に乗り子供達が笛、太鼓を の囃子をする (三)奉燈に明かりがともると、鮮や かな武者絵や、大漁を意味する「 魚満浦」(ぎょまんのうら)などの 墨書きが浮かび上がり、辺りは祭 りムード一色に。
女装し笛囃子を吹く子供達 (四)若い衆はサラシに地下足袋姿で 「ソレ、イヤサカサー、サカサッサイ」と 威勢良く声を上げた。巨大な奉燈を 担いで競う勇姿と、激しく乱舞する 奉燈が、集まった観衆を魅了した。
西三区に奉燈 その2
西三区に奉燈 その3
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