石崎奉燈祭 2005/8/5

西三区の奉燈

(一)海の男たちが能登最大級の神灯
「奉燈(ほうとう)」六基を担ぎ、漁師町
を練る「石崎奉燈祭」が六日夜、石川
県七尾市石崎町であった。五穀豊穣
(ほうじょう)と大漁を願い、明治時代か
ら地元の八幡神社の納涼祭として続く
伝統の祭り。

行燈

(二)午後八時すぎ、各地区の若い衆
約百人が担ぐ高さ約十二〜十五メート
ル、重さ二トンの大奉燈六基が、町中
央の広場に集結。

奉燈に乗り子供達が笛、太鼓を
の囃子をする

(三)奉燈に明かりがともると、鮮や
かな武者絵や、大漁を意味する「
魚満浦」(ぎょまんのうら)などの
墨書きが浮かび上がり、辺りは祭
りムード一色に。

女装し笛囃子を吹く子供達

(四)若い衆はサラシに地下足袋姿で
「ソレ、イヤサカサー、サカサッサイ」と
威勢良く声を上げた。巨大な奉燈を
担いで競う勇姿と、激しく乱舞する
奉燈が、集まった観衆を魅了した。

西三区に奉燈 その2

西三区に奉燈 その3


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